ストーリー ストーリー

歌舞伎町の案内人として一躍有名になった李小牧。
なぜ帰化してまで日本で政治家をめざすのか?
もうひとつの視点で見たニッポン選挙ドキュメント!

中国から日本へやって来て初めて向かった先が新宿歌舞伎町。以後20年以上、外国人観光客 を相手に飲食店や風俗店の案内役を務め、著書も出すなどいまや”歌舞伎町案内人”として知られる存在となった李小牧牧(り・こまき)が、新宿区議選挙に出馬することを決意。ヤクザを後ろ盾に、刑事を友にして、変貌を続ける歌舞伎町地下社会を驚異的なしぶとさで生き抜いてきた彼が、これまでの地位や国籍を捨て、日中関係も揺れるなか、批判と罵声覚悟でなぜ日本で政治家をめざそうとするのか。

言葉や習慣の壁にも苦労し、終始ドタバタ気味で展開する李の選挙活動に、日本在住の中国人女性監督・邢菲(ケイヒ)が密着。果たして李の思いは叶うのか。そして彼や監督自身が感じた「ニッポン」「民主主義」とは??